何度かに渡ってお伝えしてきた「広告を制作する会社の特徴と選び方」ですが、最後の「フリーランス編」になります。いままでご紹介してきた中で、費用的に一番安価でコストが抑えられやすいかと思います。
やはり固定費が抑えられていることが多いことと、業務が絞られて活動されている方が多く、依頼する内容が明確なため、業務内容がうまくマッチしているかどうかがポイントになります。
フリーランスのクリエーター
フリーランスというだけあって、一人ひとりの立場や、できることできないこと、センスやスキル経験、コミニュケーション能力等々、数え上げるとキリがありませんが、とにかくいろんなクリエーターが活躍しています。
そのぶん、言い方は良くありませんが、当たり外れも大きく、当たれば費用に見合った以上の素晴らしいデザインで仕上がり、打合せや、スケジュール対応も素晴らしい方がいます。
やはり一人で活動されている分、責任感も大きく、またクオリティも高いことが多いので、もしデザインのみ、オペレーションのみ、コーディングのみ、プログラムのみ、撮影のみ、原稿のみという形で、限られた依頼する場合は特に進めやすく、効果も高いと思います。
ただ、逆ももちろんありますので、外れた場合は、かなり大やけどにあってしまうことになります。。（スケジュールを守らない、クオリティが低すぎる、連絡が取れなくなる等）
まずは会うことが重要
実際に作業を進めてみないとわからないところも多いのですが、一番良いのは、まずはお会いしてみて、コミニュケーションがうまく取れるかどうか確かめながら、過去の実績をみて、依頼するかどうか判断する流れが間違いない方法です。
フリーランスのクリエーターは、責任や費用の負担が大きくなる案件は、受けてもらいにくい傾向があるので、制作会社と一緒に取り組んで対応することも多くあります。
制作ディレクターのフリーランスだと、各クリエーターとのつながりが多いので、いろんな依頼内容を柔軟に対応してもらうことができますので、一番おすすめですが、フリーランスの中でも費用が高めになる傾向があるのと、あまりいないので、なかなか見つからないケースも多くあります。
一番正攻法は、グラフィック、またはWebデザイナーに依頼して、自分で原稿や画像等の素材を集める形が費用も抑えられて、納得のいくものが仕上がりやすいと思います。
※優れたデザイナーだと、原稿や撮影まで器用にこなしてくれる方もいます。
気をつけること
注意点としては、クリエーターによって営業時間がバラバラなので、朝方、夜型、夜中型とあったりするため、連絡がままならないこともあります。。
そのため、スケジュール管理も依頼する側でしっかりしておかないと、そのままになってしまうケースもよく聞きます。
また、先ほど会うことが重要と伝えましたが、打合せ時間に遅れないかどうかも幹分けるポイントになります。
あと、対応範囲外の事をおこなう場合は、横のつながりが無いクリエーターも多いので、そのあたりの確認も念のためしておいたほうが良いかもしれません。
良いクリエーターの見つけ方、探し方
探し方は、クリエーターが登録して紹介しているサイトがいくつもあるので、その中で気になった方を探す方法が近道ですが、実際にお会いして確かめることはしておいた方が経験上良いので、できれば地域が近い方がベストです。
ただ、一番良いのは、店舗とかだと気に入ったショップや飲食店のロゴやリーフレットを見て、店主の方にどこに依頼されたか聞くのが間違い無いと思います。
言わない方もいると思いますが、気に入ったデザインなので紹介してほしいと言われて、嫌な気持ちになる方は、そんなにいないと思うので、教えてくれると思います。
またその時に、やりやすかった、やりにくかった等感想や進めるにあたっての出来事も聞けますし、結局とてもスマートな探し方になります。
会ったほうが良い理由
グラフィックのデザインを確かめるときに、制作した実物を手に取りながら説明を受けたほうが、より深く理解できます。
また。何よりお会いして、ちゃんと考え方や、その場の雰囲気を確かめながら、コミニュケーションが取れるのかを判断したほうが、後々トラブルも少ないと考えています。
（個人的にはここが一番重要な要素だと感じています）
ただ、Web会議が当たり前になってきている世の中なので、face to faceの考え方はもう必要無いかもしれません。
まとめ
お伝えした通り、デザイナーであれば、上記でお伝えした方法で探すか、人づてに探すこともアリだと思います。
一度、ハマればずっとお付き合いできる関係になりますので、もし依頼内容が明確であれば、できるだけ多くのクリエーターの方にお会いして、確かめて見ることが重要です。
あとは連絡が必ずつく体制を取ることと、たまに著作権がある画像を勝手に使用してデザインに落としこんでいる場合もあるので、仕上がった内容について、しっかり権利関係も確認しておくことをおすすめします。
イメージバナーのできること
制作費用が出ない場合、依頼していただくお客さまにフリーランスの立場になって、ご対応いただくことがあります。
極端に言えば、無料でWebサイトが作成できたりするので、その方法や流れ等をお伝えして、自分で作成していただく場合もあります。
費用がでなくても、ここまでできるという実感をしていただいて、そこから利益が生まれて、正式に発注につながることもあるので、費用が出ない場合の対応もお話することがあります。