会社の宣伝になってしまいますが、今回から2回にかけて、イメージバナーの制作体制となる、専任チームについて、少しふれていきたいと思います。イメージバナーは、ご依頼をいただいてヒアリング後に、選任チームを立ち上げ、業務を遂行するスタンスで対応しています。
その業務の進め方については、長年業界で経験してきたノウハウを存分に活かせるよう、試行錯誤しながら、専任チーム体制をとって、お客さまからのご依頼に充分に発揮して、お応えできる仕組みを構築してきています。
その専任チームでデザインを構築していくやり方について、イメージバナーの軸となっている「グラフィックデザイン」と「Webサイトデザイン」を2回に分けてお話しします。
今回は専任チームで取り組む、グラフィックデザインの考え方、取り組み方についてお話ししたいと思います。
イメージバナーのグラフィックデザインの取り組み
今回は、まずグラフィックデザイン関連について、お話しします。
イメージバナーでは、ご依頼いただく案件内容も多岐に渡りますが、グラフィックデザインになると主な内容は、下記の項目になってきます。
【紙媒体関連】
・企業や店舗等のロゴマーク
・お名刺
・ DMはがき
・封筒
・リーフレット
・パンフレット
・会社案内
・商品カタログ
・雑誌
・セミナー、イベント用POP
・会員用カード
・ノベルティ
・ポスター
・新聞折込、ポスティングチラシ
・DMツール
・新聞広告
・車両中刷り広告
・看板
・CD、DVD等の盤面
等々
思いつくままに書き出しましたが、細かいことも含めていくと、まだまだあります。
30年近くの経験値
グラフィックデザインは、30年近く携わってきており、あらゆるご相談をお受けしていますが、制作に関わる規模も範囲も、それぞれが幅広いため、お受けできる体制が重要になってきます。
その都度制作物のご依頼をいただき、柔軟に対応していますが、イメージバナーは私一人だけの会社です。
そのため、多くのお仕事を同時に進めていくことはできませんし、ひとつひとつの満足度も高めていくには限界があります。
専任チームの動き方
でも、これらを可能にしているのが、他の広告制作会社と異なるイメージバナーの可変的な専任チーム体制になります。
チームを大きく分けると、まずWebサイト関連の構築と、グラフィック(紙媒体)関連の制作メンバーから成り立ちます。
今回お伝えするグラフィックデザインのチームは、ご要望に応じて、ひとつの専任チームだけでは無く、変則的に2〜3のチームで展開したり、お客さまによっては、Webサイトも、紙媒体も、映像もとなってくる場合もありますので、ほぼ総出で常に複数のチームで動いていく形もあります。
それぞれのチームでデータの共有は常におこなっているため、急ぎの入稿等があった場合でも、どこかのチームが動ける体制を取っており、急ぎの案件に対して、できるだけ支障がないようにしています。
規模に応じた制作体制
それぞれの制作物に合わせて、得意とするデザイナーが担当することになりますが、カタログ等の冊子関係は、一定の規模感になると、まず制作ディレクターが入り、初期の企画構成からしっかり取り組みを始めることが多くあります。
そこからデザイナー、コピーライター、場合によってはイラストレーターやオペレーター等も入って複数人のチーム体制で制作を進めます。
制作ディレクターのポジション
進め方は制作ディレクターがまず軸となるコンセプトやご依頼内容のまとめや確認事項、資料の取りまとめ等、細々とした点を各担当者とブレが無いように情報共有し、進めていきます。
コンセプトのおき方によって、デザインや内容、方向性が異なってくるので、重要なポジションとなりますが、お客さまの意図をいかにくみ取り、別確度からの視点で物事を捉えられるかも重要なポイントになります。
ご依頼いただいたことだけを表現するのでは無く、デザインや構成だけではなく、コストやその後の展開等も考えながら、常に+αの内容で満足していただくことを心がけています。
あらゆるツールに対応
小規模なツール類、例えばお名刺や、リーフレット、チラシ、雑誌広告等は、制作ディレクターが入る場合もありますが、デザイナーがメインで対応することが多いと思います。
小規模な場合は、コンパクトにチーム設計をまとめるほうが、スピーディーで発想の部分での広がりや展開がしやすくなり、また費用の面等からも満足できます。
ただ、イメージバナーの場合は、デザイナーだけでは無く必ず私が入り、デザイナーをサポートする形で、制作ディレクターの面と、デザイナーの面で下支えしながら精度を高めながら取り組みます。
大規模なチームの連携から小規模な連携まで対応ができるので、案件の内容も幅広く対応ができます。
専任チームの柔軟な対応
ページ数が多い大型の案件等になると、手分けが必要になるため、複数のチーム体制が大きく機能して対応を進めることができます。
折込チラシやポスティング等は、配布するエリアの選別や、部数の調整、印刷会社、折込やポスティングの実施調整等、デザインとは異なる対応が求められるため、企業も加わった別のチームが立ち上がり、進める形になります。
印刷等の納品物へのクオリティについても、依頼内容に基づいて、要望を最大限活かす形で取り組んでいます。
印刷物の対応まで一気通貫
例えば、とにかく安く仕上げたいという場合は、通販印刷等を用いて、色校正等も省きながら費用をできる限り抑え込みます。
この場合は、通販印刷毎に決められた制約の中で対応しなければなりません。
そのため、紙質、紙厚保の選択や、色味や仕上がり、また細かな要望や調整(例えば納品形態や部数の配布調整等)には対応しきれない部分もあります。
また、乱丁や色の再現性が低すぎたり、まれに納期が守れないところもあるので、通販印刷で特に安い場合は注意が必要になります。
そのため、イメージバナーから印刷時に細かく確認を行い、お客さまにはご負担のない形式を取って、印刷工程に進められるようにしています。
印刷のノウハウ
あと、紙質や形状等、仕様にこだわりたいご要望もあります。
そのときには、高品質に特化した印刷会社や、パッケージが得意な印刷会社等、選択肢が増えてきますので、依頼内容に合う、印刷会社との取り組みを、クオリティやコスト面も考えながら進めていきます。
また私もデザイナーも印刷物の仕様やノウハウ等もしっかり持ち合わせており、現場経験もありますので、データの作成から納品時の仕上がりまで、しっかり対応することができます。
また、パッケージデザインになると、形状や耐性等が加わり、複雑に関わってくることになるので、より慎重にデザイン制作の段階から進めていくことが求められます。
意外ですが、大手の代理店や制作会社で、印刷データの作成ができなかったり、印刷の知識が無かったりすることが結構あって、こちらで印刷用のデータに変換したり、印刷のところだけをお受けしたりすることがあります。
経験上、やはり印刷物の知識は持ち合わせておいた方が完成度も高まりますし、トラブルも大きく軽減できますので、このあたりも依頼する場合は、確認が必要です。
ベストなクオリティを保つ秘訣
イメージバナーでは、制作段階から印刷を行うところまで、しっかりメリット、デメリットの部分をお伝えしながら、常に確認が必要なところは、できる限り展開しています。
お伝えすべきことをおこなったうえで、未然にトラブルを防ぎながら、一番ベストでクオリティの高いデザインで進められる体制を考えながらイメージバナーでは取り組んでいます。